Rakuten Miniを手に入れた
国内の新たなMNOとしてサービスを開始した楽天モバイルさん。 1年間利用料無料という耳を疑うようなキャンペーンも然ることながら、 独自端末である「Rakuten Mini」が気になってしょうがなかったので、 どうせ無料ならってことで契約してみた。
まぁ、まずサービス内容がちょっとぶっ飛んでる。 楽天モバイルの基地局内ならデータ使用量の制限なし、専用アプリ経由だけど音声通話もかけ放題で、 月額が2,980円。さらに今なら1年間無料! 基地局がまだまだ少ないけど、エリア外でもKDDIの通信網が2GBまで使えて、超過後は他社とも同水準の128kbpsでの通信。
これだけでもすごいんだけど、さらに正式にサービスインしたあとで、KDDIエリアでの通信量も5GBに増量すること、 そのうえ低速通信時も1Mbpsに強化されることが発表された! いやー、何度も言うけど、さらにこれで1年間無料とか、気が狂ったのかと疑うレベルだわ。
もちろん端末代は実費なわけだけど、「Rakuten Mini」ならなんと2万円ちょっとで買えてしまう。 まぁ、さらにいうと、Simだけの契約もできるので、今後のサービス展開の不安があるとはいえ、 ちょっと試しで使ってみる分にはデメリットが見当たらない。
で、そのRakuten Miniなんだけど、国内キャリアとしては初となると思うんだけど、 いわゆる極小スマホに分類されるサイズの端末。 ちょうどロングサイズのタバコの箱くらいのサイズ。 中華系端末では昨今色々と極小スマホが出ているけど、 技適をクリアした端末となると多分これまではunihertzシリーズ一択だったと思うので、 こういった端末がキャリアから正式に販売されるのは嬉しいことだ。
さらに、小さいだけじゃなく、しっかりおサイフケータイにも対応。 まぁ、楽天の端末なのにEdyが使えないなんてことにはしたくないだろうから、 当然っちゃあ当然かもしれないけど、他の極小端末にはない魅力かなと。
そして、ここは賛否分かれるかもだけど、eSim対応!というか、eSimでしか動かない。 普通のSim仕様とeSim仕様では、コスト的にいざどうなのかは分からないけど、 最新技術を採用してくるっていうのは、ガジェッター的にはわくわくする/笑。
ちなみに、eSimだから当然Simカードってものはないんだけど、 噂では楽天モバイルの会員ページでeSimの再設定項目があるとかで、 ちゃんと設定さえすれば他のeSim対応端末への登録も行うことができるらしい。 むしろ、本来はこれ目的で、最終的にCosmo CommunicatorにSimを移す予定で契約したんだけど、 思いの外Rakuten Miniが普通に使えるので、結局そのまま使い続ける感じになりそう/笑。
国内キャリアが正式に販売する端末だけあって、サイズが小さいという点以外は本当に普通のAndroid。 当然LINEも動くし、3.6インチの画面ながら文字入力もそこまでストレスない。 中華系の極小スマホだと、Googleのサービスに十分に対応してなくて使えないアプリとかあるんだけど(国内ガラホと同じ感じ)、 そういうこともないし、端末単体でのコスパもかなりいいと思う。
デメリットを挙げるとすれば、バッテリー持ちかな。 サイズが小さい分、バッテリー容量も少ないから、もちろん普通のスマホに比べるとバッテリー持ちは悪い。 あと、やはりeSim仕様だから、他社製Simで運用したいって時には当然無理。
特徴的には、そこまでがっつりスマホを触るわけでもなく、 最低限LINEとWEBだけ見れればいいなんていう人にはメインとして使うのも全然ありかなって感じ。 特に、ガラケーとの2台持ちとかには最適かも。 逆に、スマホでゲームしたいなんてひとには、スペック的にも、画面サイズ的にも、バッテリー持ち的にも絶対無理/笑。
ということで、まだまだサービスインしたてでなんとも言えない部分はあるけど、 現状ではサービス内容・端末ともにかなり満足な楽天モバイル。 そのうち、無理やりギガ使い切って、低速時の実測値も測ってみようと思う。
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