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Surface Neoは"買い"なのか

まず、個人的にSurface NeoとSurface Duoを取り違えていた/笑。 マイクロソフトの次期ラインナップとして新たに発表された、Surface NeoとSurface Duo。 どちらもデュアルスクリーン搭載の折り畳み型のデバイス。 Neoが大きい方で、Duoが小さい方らしい。"Neo"のほうが小さいイメージがあった/笑。

で、上の動画はSurface Neoのものなんだだけど、9インチのディスプレイをふたつ搭載してて360度回転する模様。 Duoも基本構造は同じみたいで、こちらは5.6インチのディスプレイがふたつ。 ソフトウェア的な違いとしては、Surface NeoはOSに"Windows10 X"を搭載、Surface DuoはAnrdoid OSを搭載予定ということらしい。

Surface Goより更に小型で、開けば実質18インチ→13インチの大画面てことで、確かに魅力的ではあるけれど。 予想を含め、現時点での期待できる点とイマイチな点をまとめてみる。 (※2画面で13インチの間違い。20/02/13修正)

フォルダブルじゃなくデュアルディスプレー

話題の折り畳みディスプレーではなく、敢えて古風ともいえるデュアルディスプレイ方式を採用。 ということは、広げた状態で両方のディスプレイにひとつのアプリを最大化表示させても、どうしても真ん中にベゼルが入るよねと。

ただ、個人的には、ここに関してはどっちでもいいかなー。 動画とか観るのでもなければそんなに気になんないだろうし、そもそも片側だけで9インチあるんだから大抵の人が片側で十分だと思う。 ブラウザやテキストエディタに関しても、現に普段パソコン使うときに全画面で作業するかとなると、ほぼないもんね。 ある意味、この半分ずつに区切られてるのは理に適っているかもしれない。

てことで、この点は問題なし。

Windows 10 Xとは

Surface Neoに搭載されるといわれているWindows OS、"Windows 10 X"。 デュアルディスプレイの操作に最適化されたWindows 10ということらしい。 これまでもSurface用には機能制限モードの"Windows 10 S"とかが導入されてるから、そのSurface Neo版ということかな。

とはいえ、従来の"Windows 10 S"搭載機は、設定で通常のWindows 10にも移行できたし、Surface Neoでも同様の処置となるのではと予想してしまう。 マイクロソフト的にはSurface Neoのコンセプトはこうだけど、普通のPCと全く同じに使いたい人は切り替えてね、みたいな感じで。

あと、実際にはそもそも普通のWindows 10搭載してもなんの問題もないのだとは思う。 なぜなら、変態端末ではあるけど、純粋に同じ寸法のディスプレイが二つついてるだけだから。 もし仮にこの二つのディスプレイの比率が違ったりしたら、アプリのウィンドウ配置とかをソフトウェア側で制御しないと大変なことになるけど、 Windows 10では標準でウィンドウを2分割もしくは4分割して表示させる機能あるわけだから。

てことで、これも多分予想では大きな問題はないと思う。

スペックはどうなのか

まぁ、これだよね。 どんだけガジェットとして魅力的でも使えなければ意味はない。 だけど、現状は正式に詳細なスペックの発表はない模様。 デモ機では、インテルの第11世代LakeFieldが載ってたという話もあるけれど。

ただし、個人的には、Pro Xに搭載したArmプロセッサを持ってくる気なのかなぁという気がしてる。 というのも、どうやら32bitアプリに対応という説明があったらしいから。 普通にインテルなりAMD系のプロセッサを載せるんだとしたら、わざわざ32bitで縛る必要もないわけで。 それなのにわざわざ32bitに対応するよ、とか説明する時点で、64bitは非対応ということなのかなと。 そうなると、流れ的に考えて、Surface Pro Xで採用したSQ1を搭載するのかなと。 とはいえ、Pro Xが結構な批判食らってるから、仮に現時点ではSQ1搭載のプランはあっても、早々にSQ1の未来がないと判断されれば当然採用は見送られるだろうけど/笑。

あと、解像度かな。 少なくとも、1つのディスプレーでフルHDには対応して欲しいよね。 今まで高解像度を謳ってきたSurfaceシリーズだから、おそらくそれなりの解像度にはすると思うけど。

てことで、仮にスペックはPro Xの最下位モデルと同等、解像度は2K以上とするなら、特に問題はなさそう。

アクセサリーはどうなのか

Surfaceペンは、また画面にマグネットでくっつける方式に退化した模様。 さらにキーボードも使わないときはディスプレイ背面にマグネットでくっつけるらしいうえに、なんとトラックパッドがないらしい…。

キーボードに関しては、物理的なトラックパッドがない代わりに、ディスプレイの片側に乗せてラップトップ的に使う場合には、画面の上部に置くか下部に置くかによってディスプレイ側の余白の表示が変わるらしい。 とたえば、キーボードを画面上部に寄せて使うときにはその下にトラックパッドを表示して、下部に寄せた場合には上の余白に絵文字の入力パッドが表示されたりといった具合。 キーボードを完全に分離させられるというのは、今までのSurfaceにはない特徴だけど、ただそれならサードパーティ製のキーボードでもいいじゃんとも思えるし一長一短かな。

Surfaceペンに関しては、Pro Xで採用したスリムペンをマグネットでくっつるのがおすすめの模様。 まぁ、これに関しては、従来のSurfaceペンでも使えるだろうし、くっつくとは思う/笑。

てことで、アクセサリに関しては、正直微妙…。画面に表示されるソフトウェアトラックパッドがどこまで使い物になるかによるかなぁ。 あと、ペンはせめて置いとく窪みくらい作って欲しいところ。

ラップトップとして使えるのか

総合的にみて、まぁ、タブレットとしては別に普通に問題なく使えると思う。 ただし、ラップトップ的に使うとなった時にいざどうなのかという点。

膝の上で使えるかというと、上述の通り、仮に1つのディスプレイがフルHD以上で、ソフトウェアトラックパッドが使い物になれば、9インチという画面ながら軽作業はこなせると思う。 むしろ、画面の小さささえ我慢できれば、今までのどのSurfaceよりも画面の角度は自由度高いわけだから優位点かな。

デスクなどで大画面で使うってなった時にはどうか。 なんか画像では、Surface Neo本体を半開きにして立てて置いて使うみたいな説明も載ってたけど、画面の角度はつけられないし、絶対途中で倒れるし、あれは無理だと思う/笑。 なので、大画面でパソコン的な使い方するには、スタンドが必須。 というかなぜキックスタンドつけなかったんだろ。ダサくはなっても、あったほうがいいと思うのに。 あと、キーボードにトラックパッドがないから、本体から分離させて使うときはマウスは必須(タッチ操作を駆使できる人なら話は別だけど)。

てことで、純粋にラップトップ(正に膝の上)で使う分にはもしかしたら使えるかもしれないけど、 広げてどこでも大画面で作業ができることを期待すると色々障壁がありそうかな。

で、結局"買い"なのかどうか

うーん。現時点ではかなり微妙かなー。 ラップトップ的に使いたいって人にとっては、ほかのSurfaceシリーズの方が断然便利だろうし、 タブレット替わりに使い人にとっては、やっぱり結局のところ真の意味での大画面ではないし。

仮に、10万円を切るならありかなぁ…。 とは思うけど、日本ではおそらく無理かなぁ/笑。 海外では999ドルとかもしあり得ても、日本版はなぜか強制的にOfficeがバンドルされて価格が跳ね上がるから…。

てなわけで、Neoは魅力的ではあるけど、現時点で判断できる内容では正直微妙。 次回はDuoの話もしようかな。

category:
Surfaceシリーズ
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Surface
Surface Neo
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